こんにちは、ののです。
昨日(2024.02.27)、人生で2回目の修正型電気けいれん療法(ECT)の5回目を終えました。
今回もその記録をしていきます。
前回のECTについては、こちらの記事を見てみてくださいね。
ECTの副作用についてや、記憶障害について興味のある方はこちらの記事をどうぞ。
それでは、今回のECTを振り返って記録していきます。
修正型電気けいれん療法(ECT)の昨日の流れ
昨日のECTは、ECTを受ける患者が私だけだったので、8:45開始分で準備をしました。
8:40頃に手術室の入り口に着くと、他の手術の方や手術に向かう患者さんのご家族など、多くの人がいました。
手術室にいたのは、精神科の先生が3人と手術室担当の看護師さん1人、麻酔科の先生1人という顔ぶれでした。
本人確認を終えて、手術台の上に乗ると、今回もあっという間に、心電図のコードを貼られ、点滴を取られ、酸素マスクが顔の前に設置され、足にも血圧計が巻かれ、頭に電極を貼られました。
今回も手術室には、嵐さんの音楽がかかっていて「A•RA•SHI」「HORIZON」「SUNRISE日本」が流れていました。
今回の麻酔科の先生が大変陽気な方で、
嵐、好きなの?私は世代的にSMAPの方が馴染みあるなぁ。
と、かなりの勢いでお喋りをしていました。
今回も前回(4回目)と同じく、精神科の先生が一斉に電極を体に貼りに近づいた際に、少し恐怖を覚えました。
そして、頭のこめかみ辺りに装置を強く押し付けてインピーダンスを測ります。
手術開始
そして、手術開始コールの前にタイムアウトが取られます。
名前の確認と「修正型電気けいれん療法」であることの確認がされました。
今回はこのタイムアウトまでしか記憶がありません。
手術開始コールがされた記憶がないのですが、きっと記憶障害のせいで忘れてしまっているだけだと思います。
今回も、プロポフォール(麻酔薬)の量は「70」でした。
そして、おそらく筋弛緩薬の量だと思うのですが「50」という数字も今回も同じように聴こえました。
修正型電気けいれん療法終了直後の体調
今回も病室に戻ってきてから、目を覚ましました。
頭痛と息苦しさは前回と同様あったのですが、今回はふらつきがすごかったです。
夕方頃に頭痛も少しマシになり、院内のコンビニに気晴らしに出たのですが、かなりしんどかったです。
ふらふらすぎて「あまり出歩かないで」と看護師さんに言われてしまいました。
夜まで、このふらつきは続きました。
今回のけいれんはキレイな波形が出ていたのか?
5回目の今回も、ECTでの脳波の波形やけいれんの様子は「バッチリ」だったようです。
主治医に聞いたところ、1回目でけいれんがかからなかったので、麻酔の量を少なくすると共に、電気の強さのパーセンテージを上げているそうです。
今のところ1回追加の11回実施予定というのは変わりません。
健忘はすごいですが、体調の良さをバッチリ自覚しているかと言われると、そこは微妙なところです。
本日の体調
初めて、ECTの当日にぐっすり熟睡ができました。
午前中も眠すぎて、少し朝寝坊したくらいには寝ていました。
午前中にお風呂にも入れたし、現在の体調は「まぁまぁ」な気がしています。
お昼を過ぎた今も眠いので、これまでの寝不足の分の眠気が一気に押し寄せている感じになっています。
今日も無理をせず、頓服に頼りながらゆっくり過ごそうと思います。
次の修正型電気けいれん療法は…?
2024.03.01(金)です!
もう3月ですね。
次回からECTを受け始める入院仲間がいるので、まだ時間等はわかりません。
次回もしっかり「けいれん」がかかることを祈っています。
また、次回くらいから体調の良さを実感できればいいなと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、今日もゆるっと生きましょう〜!
手術に向かうのに、こんなにも慣れた手順で入っていくのは私一人だけだな…と思いました。