こんにちは、ののです。
昨日(2024.03.01)、人生で2回目の修正型電気けいれん療法(ECT)の6回目を終えました。
今回もその記録をしていきます。
前回のECTについては、こちらの記事を見てみてくださいね。
ECTの副作用についてや、記憶障害について興味のある方はこちらの記事をどうぞ。
それでは、今回のECTを振り返って記録していきます。
修正型電気けいれん療法(ECT)の昨日の流れ
昨日のECTは、ECTを受ける患者が2人で、私は一番目だったため8:45開始分で準備をしました。
8:40頃に手術室の入り口に着き、手慣れた手付きでヘッドキャップを被りました。
手術室にいたのは、精神科の先生が3人と手術室担当の看護師さん1人、麻酔科の先生1人という顔ぶれでした。
麻酔科の先生はいつも違う先生で、点滴の取り方は皆さん少しずつ違います。
本人確認を終えて、手術台の上に乗ると、今回もあっという間に、心電図のコードを貼られ、点滴を取られ、酸素マスクが顔の前に設置され、足にも血圧計が巻かれ、頭に電極を貼られました。
今回も手術室には、嵐さんの音楽がかかっていて「HORIZON」「SUNRISE日本」が流れていました。
今回は精神科の先生が電極を体に貼りに近づいた際に、怖くは感じませんでした。
少しずつ良くなってきているという証かな?と思っています。
そして、いつも通り、頭のこめかみ辺りに装置を強く押し付けてインピーダンスを測ります。
この時に精神科の主治医の先生が
40%にセットしてね〜
と他の先生に指示出しをしていたのが聴こえました。
きっとこの「40%」という数字は、修正型電気けいれん療法の「電気の強さ」なのだろうと思います。
手術開始
そして、手術開始コールの前にタイムアウトが取られます。
名前の確認と「修正型電気けいれん療法」であることの確認がされました。
今回もこのタイムアウトまでしか記憶がありません。
手術時の記憶がどんどんあやふやになっています。
記憶障害で忘れたり混同したりしているのだろうなと思っています。
今回も、プロポフォール(麻酔薬)の量は「70」で、おそらく筋弛緩薬の量は「50」でした。
修正型電気けいれん療法終了直後の体調
今回も病室に戻ってきてから、目を覚ましました。
頭痛と息苦しさが前回と同様あったのですが、酸素吸入を徐々にではなく急に止められてしまったので、息苦しさがしんどかったです。
ふらつきもあったので、院内コンビニにも出歩かず、大人しく過ごしていました。
夜までふらつきと身体に力が入らないような感覚が続きました。
今回のけいれんはキレイな波形が出ていたのか?
6回目の今回も、ECTでの脳波の波形やけいれんの様子は「バッチリ」だったようです。
今のところ、1回追加の11回実施予定というのは変わらないので、あと5回です。
そして、今回(6回目)でECTの効果をかなり感じることができました。
本が読めない状況が続いていて、本を開いても同じところをずっと目で追っているだけで文字情報が頭に入って来ない状況だったのですが…
本が読めるようになりました!
情報も頭にスッと入ってくるようになりましたし、頭の中がスッキリしている感覚です。
元気もだいぶ出てきていて、逆に躁状態にならないように気をつけないといけないなと思っています。
本日の体調
昨日は21時前に寝てしまったのですが、1時に目が覚めて、そこからあまり眠れませんでした。
しかし、朝イチでお風呂にも入れたので、気分は良いです。
うつにも躁にも大きく揺れることはしたくないので、体調見ながら、頓服にも頼りながらゆっくり過ごそうと思います。
次の修正型電気けいれん療法は…?
2024.03.05(火)です!
次回もしっかり「けいれん」がかかることを祈っています。
通常、5回目くらいで効果を感じ始めて、残り5回くらいで定着させるそうです。
私も有効的なけいれんがかかってから5回目で効果を感じているので、残りの回数でしっかり定着してくれればいいなと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、今日もゆるっと生きましょう〜!
修正型電気けいれん療法体験記はこちらからどうぞ
タグ「ECT体験記」をご覧ください。