修正型電気けいれん療法を受けることを検討しているけれど、副作用「記憶障害(健忘)」って実際どんなのだろう…
という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、
修正型電気けいれん療法を受けているどのタイミングで健忘が発生(出現)し出すのか。
修正型電気けいれん療法での健忘とは、実際どんなものなのか。
についてお伝えします。
この記事を読むと、修正型電気けいれん療法の副作用と言われる記憶障害(健忘)について詳しく理解することができます。
結論を言ってしまうと…
- 修正型電気けいれん療法の3回目から4回目で健忘を体感します。
- 覚えている場所があやふやになったり、最近の出来事が思い出せなくなったりします。
それでは詳しく解説していきます。
現在の状況を簡単にご説明
実際に私は、ECTを受けたところ、記憶障害になりました。
私は現在、人生で2回目のECTを受けるための入院中です。
ちょうどこの記事は、11回受ける予定の中の4回目のECTを受けた当日に書いています。
健忘が出てきていて、自分の記憶に対する気持ち悪さを感じています。
記憶障害(健忘)を実感する瞬間
今回、健忘を実感し始めたのは、ちょうど3回目のECTを終えた後でした。
トイレから出た瞬間に入院中の部屋が一瞬わからなくなって、混乱しました。
その時は、その程度の健忘だったのです。
しかし、4回目のECTを終えた本日感じたのは「あらゆることへの自分の記憶の気持ち悪さ」です。
今期のドラマをTVerで見ているのですが、
なんでこんな展開になってるんだっけ?
とわからなくなっている部分が多数ありました。
覚えているような、覚えていないような、少し混乱している事柄が多くあります。
記憶障害(健忘)の対象となっている事柄
健忘の対象となっている事柄は「最近の出来事や場所」です。
1週間前に見たドラマの内容があやふやになっていたり、場所が怪しくなっていたりします。
4回目のECTから目覚めた後、気分転換に院内外出をしたのですが、院内庭園の方角がわからなくなっていました。
また、病棟内のトイレと自分の部屋の位置関係もわからなくなる瞬間もありました。
「思い出せること」と「思い出せないこと」
病棟内のトイレと自分の部屋の位置関係などは、自分のあやふやな記憶から正解を導き出せる程度です。
つまり、「思い出せること」でした。
しかし、「思い出せないこと」も出てきています。
最近見たはずの映画の内容などはすっかり記憶から抜けてしまっています。
昨日までに見たアニメの内容を近いうちにまとめないと、また忘れてしまうんだろうなと感じています。
人生で初めてのECTの時は、回数を重ねるごとに記憶があやふやになってしまっていました。
今回もそうなるのかな〜と思っています。
まとめ:良くも悪くも効果を実感中
4回のECTを受けたところで、かなりの「記憶の気持ち悪さ」を実感しています。
主治医に伝えたところ、
効果が出ているんだね!
と言われました。笑
確かに、良くも悪くも効果を実感中です。
ECTによる「良い効果」はまだまだこんなもんじゃないと思っていますし、健忘というレベルを超す記憶障害もガッツリ体感することにはなると思います。
「戻ってくる記憶は戻ってくるし、戻ってこない記憶は仕方ないし、そこまで影響はない」と考えているので、できる限り楽観的に考えようと思います。
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