こんにちは、のの(@nonotki)です。
昨日(2024.03.12)、人生で2回目の修正型電気けいれん療法(m-ECT)の9回目を終えました。
健忘というレベルではもはや無い記憶障害と、目が覚めた時の焦燥感が酷かったです。
目が覚めた瞬間に「どうして生還してしまったのだろう」という後悔の念に襲われてしまいました。
ひとまず、この人生で2回目の修正型電気けいれん療法については、全11回すべての記録をしようと思っていますので、頑張ります!
それでは、今回のm-ECTについて記録していきます。
修正型電気けいれん療法(m-ECT)の昨日の流れ
昨日のm-ECTでも、私は一番目だったため8:45開始分で準備をしました。
ベッドに乗せられたままの小さなお子さんは、足にネームバンドが巻かれているのですが、何をされようとしているのかがわからず不安で泣き喚いていました。
私はいつも通り、8:40頃に手術室の入り口に着き、ヘッドキャップを被り、いつもと同じ手術室へ入りました。
手術室にいたのは、精神科の先生が3人と手術室担当の看護師さん1人、麻酔科の先生1人でした。
いつもの看護師さんだったため、嵐さんの音楽を流してくれていました。
今回は「Hero」と「瞳の中のGalaxy」の2曲でした。
麻酔科の先生が見るからに若くて、私はいつも通り左手の甲に点滴を取られたのですが、昨日ECTを受けた友人は足の甲から点滴を取られたと言っていました。
ちなみに、その友人の入るタイミングでも嵐さんの曲が流れているそうです。(その友人はSMAPさん好きなのですが…)
いつも通り、心電図や電極を取り付けていき、頭のこめかみ辺りに装置を強く押し付けてインピーダンスを測ります。
看護師さんが手慣れている分、前回よりかは時間が早く流れたような気がします。
手術開始
手術開始コールの前にタイムアウトが取られ、名前と「修正型電気けいれん療法」であることの確認がされました。
今回もこのタイムアウトまでしか記憶がありませんが、麻酔の量は「70」と筋弛緩薬の量が「50」とのコールがありました。
私の麻酔量などは、この値で固定になっているみたいです。
修正型電気けいれん療法終了直後の体調
今回も病室に戻ってきてから、目を覚ましました。
目を覚まして一番最初に思ったことが「このまま死んでしまいたかった」ということでした。
9回目のECTにして、記憶障害もかなり出てきていることと、それに反して効き目をいまいち感じられていないことが原因でした。
m-ECTで入院している病院は、通院していた病院とは違うとことなのですが、主治医に初めて「死にたい」という思いを話しました。
そうすると主治医は
死にたいという思いは必ず俺が治すから、今できている「食べること」と「排泄すること」だけちゃんと続けてやっといてな。必ず治すからな。
と言って励ましてくれました。
すごいかっこいい先生だなぁと思ったのと同時に、有り難い環境で治療させてもらえているなぁと思いました。
1日経過後の本日の体調
上がっているのか下がっているのか、とても体調は不安定です。
頓服にクエチアピンを飲みましたが、あまり落ち着いた感じはありません。
また、昨日から過食も酷く、院内にローソンがあることが悪い方に働いていると感じています。
ECTは、あと2回なのですが、その2回で安定してくれることを願っています。
今回のけいれんはキレイな波形が出ていたのか?
8回目の今回も、m-ECTでの脳波の波形やけいれんの様子は「しっかりしたもの」だったようです。
主治医にも「しっかりかかっていたから、大丈夫だから」と言ってもらいました。
調子が悪いので、少し心配ですが、退院が近づいてきていることに対しての焦りもあるのかなぁと思っています。
そこで、院内のケースワーカーさんに、退院後のヘルパーや使える支援先の手配をお願いすることにしました。
自分でやっても記憶障害で、記憶が滅茶苦茶になってしまうと思うので、利用させてもらえるところは有り難く利用させてもらおうと思います。
次の修正型電気けいれん療法は…?
2024.03.15(金)です!
次回もしっかりけいれんがかかることと、目を覚ました時に絶望感を感じないで済むようにできればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、今日もゆるっと生きましょう〜!
修正型電気けいれん療法体験記
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