こんにちは、ののです。
昨日(2024.02.16)、人生で2回目の修正型電気けいれん療法(ECT)の3回目を終えました。
前回のECTについては、こちらの記事を見てみてくださいね。
それでは、今回のECTを振り返って記録していきます。
修正型電気けいれん療法(ECT)の昨日の流れ
昨日のECTでも1回目・2回目同様に、私は2人目だったので9:15開始で準備をしました。
今回も手術室に着くと、主治医以外が違う顔ぶれでした。
そして、手術室に音楽がかかっていることに3回目にして今更気づきました。
かかっていた音楽は、私が大好きな「嵐」さんの音楽でした。
ちょうど手術室に入室した時は「We can make it !」がかかっていました。
本人確認を終えて、手術台の上に乗ると、今回もあっという間に、心電図のコードを貼られ、点滴を取られ、酸素マスクが顔の前に設置され、足にも血圧計が巻かれ、頭に電極を貼られました。
インピーダンスを毎回測っています
今回分かったのですが、脳に電気を流す前段階として、両方のこめかみの上あたりに装置を当てて「インピーダンス」というものを測ります。
インピーダンスって高校の物理で習いますよね!
確か、交流回路における電気抵抗の値を指しますが…
気になって調べてみると【電気けいれん療法における刺激パラメータ調節の可能性】という論文?を見つけました。
2014年の論文なので、少し古いですが、興味のある方はリンク先からどうぞ。
手術開始
そして、手術開始コールがされ、左手の甲に入れられた点滴から、全身麻酔のための麻酔薬が入れられました。
3回目の今回も、プロポフォール(麻酔薬)の量は「70」でした。
2回目の時に「70」にして呼吸困難も起きずに、けいれんも綺麗にかかったそうなので、私への麻酔量は「70」で固定になったようです。
さて、今回も、私にはそこまでの記憶しかありません。
修正型電気けいれん療法終了直後の体調
今回も病室に戻ってきてから、目を覚ましました。
息苦しさは気にならなかったのですが、やはり頭痛はかなりのものを感じました。
しかし、「動くと苦しい」という状態だったので、ラジオ体操には参加できませんでした。
夕方頃に頭痛も少しマシになったかなと思い、院内のコンビニに気晴らしに出たのですが、かなりしんどかったです。
健忘の症状が出てきました
私からしたら「もう?」という感じなのですが、健忘の症状が出てきています。
コンビニから帰ると…
自分の部屋がどこかわからない!
という状況でした。
病棟内の配置は覚えているけれど、並んでいる病室のどこが自分の部屋かわからなかったのです。
確実に忘れてしまっていたわけではなく、「ここだよね?」という感じで自分の部屋を当てましたが、早速の健忘の症状に少し戸惑っています。
今回のけいれんはキレイな波形が出ていたのか?
3回目の今回も、ECTでの脳波の波形やけいれんの様子は「バッチリ」だったようです。
1回目のECTでのけいれんがあまり良くなかったため、今のところ1回追加の11回実施予定です。
体調の良さを実感する前に、健忘の症状を自覚してしまいましたが、良くも悪くも効いているということだと思います。
本日の体調
朝イチの体調はあまり良くなく、頭痛と倦怠感がありました。
たぶん昨日あまり熟睡できなかったからだと思います。
しかし、朝食後に再び少し寝て、復活しました!
午前中にお風呂にも入れたし、現在の体調は「まぁまぁ」な気がしています。
ただ、昨日の夜から何かに追われているような焦燥感を感じています。
ただただ休養をするのみの入院中に何に追われているんでしょうか…?
とにかく、無理をせず、頓服に頼りながらゆっくり過ごそうと思います。
次の修正型電気けいれん療法は…?
2024.02.20(火)です!
まだ時間等はわかりませんが、あまり副作用がなければいいなと思っています。
そして、今一緒にECTを受けている方は次でラスト(12回目)となるそうです!
私は次が4回目のECTでまだまだ先は長いですが、頑張ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、今日もゆるっと生きましょう〜!
修正型電気けいれん療法体験記はこちらからどうぞ
タグ「ECT体験記」よりご覧ください。