日々の生活でのしんどさから、心が悲鳴をあげていませんか?
軽いストレスであれば、少し休んで気分転換をすれば良くなることもあります。
しかし、「死んでしまいたい」「消えてなくなりたい」と思ってしまうほど、ストレスを溜め込んでしまって「自殺」という方法を選んでしまう方も少なくありません。
実は、精神科の看護師さんがおすすめする「精神が極限にしんどい時にやってほしいこと」が3つだけあるんです。
精神が極限にしんどい時って「生活改善をしようね」「運動をしようね」と言われても、「そもそも無理!」という状態ですよね…
私は、双極性障害という精神疾患で入退院を繰り返しています。
そんな中で、精神科病棟の看護師さんにおすすめの対処法を聞きました!
この記事では「精神が極限にしんどい時」にしてほしい対処法3つをお教えします。
「心が極限にしんどい状況から自分の命を守る方法」だけ押さえておきましょう。
結論から言ってしまうと、次の3つが「精神が極限にしんどい時にしてほしい対処法」です。
- 環境を変える
- 周りにヘルプを出す
- 適切な服薬をする
それでは、詳しく解説していきます。
「精神が極限にしんどい時」って具体的にどんな時?
この記事でいう「精神が極限にしんどい時」とは、次のような時のことを想定しています。
- イライラして物を壊したり自傷をしてしまいそうな時
- 情緒不安定で気分転換をしてみても上手くいかない時
- 「消えたい」「死にたい」と思っている時
生活習慣を改善したり運動を取り入れたりといったことが難しい状況で、気分転換をしてみても上手くいかずに「自分ではもうどうしようもない!」と思っているような状況を想定しています。
本当にしんどいですよね…。
精神が極限にしんどい時にやってほしい3つのこと
3つありますが、キーワードは「周りに頼る」です!
「周り」とは、家族や友人のことだけではありません。
地域にある医療や福祉も、あなたの周りです。
自分だけではどうしようもない時は、しっかり周りに頼って「自分」を立て直していきましょう。
環境を変える
自分がストレスに感じる環境から離れましょう。
簡単なことで言えば、何かに煮詰まってしまった時に外の空気を吸ってみたり、場所を変えてカフェでゆったりしてみたりすると、少しリフレッシュになりますよね。
それと一緒です。
ストレスに感じるのが「職場」なのであれば、一旦休職をしてみて「ストレスに感じるその職場」から離れて休養することが大切です。
ストレスに感じるのが「家庭や家そのもの」にあるのならば、医療や福祉に頼って、休養のための入院ができる施設もあります。
「自分にはここしかない」ということはありません。
落ち着けるストレスのない環境に一度体を移すということが重要です。
周りにヘルプを出す
「しんどい!」と声に出して周りに伝えていますか?
とっくに限界はきているのに「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせていませんか?
例えば親や配偶者、子ども、友人に対して「しんどい」と話してみることにためらいがあるのなら、役所の相談窓口や電話で話を聞いてくれる窓口、地域の精神科医院でも、どこでもいいです。
厚生労働省の電話相談窓口が有名ですね。
とにかく、周りにヘルプを出してください。
・・・
そして、ヘルプを受け取った方は、心療内科や精神科に連れていってあげてください。
私は、今の旦那に引きずられるようにして初めて心療内科に行きました。
結果、適切な医療を受けることができ、今こうして生きています。
適切な服薬をする
精神科ってなんだかハードルが高いですよね。
しかし、転んで骨折をしたら整形外科に通うように、心を痛めたら精神科に通ってください。
そこで、適切なお薬を処方してもらって、先生の言うとおりに服薬してください。
ここで、頓服として「不安時」や「不眠時」「不穏時」など、日常的に飲むお薬とは別に処方してもらうのがおすすめです。
この頓服に頼って、しんどい時はしんどいことを自分でも認めて、とにかく休養してくださいね。
私もしんどい時に不安時の頓服に助けられながら、日々生活しています。
まとめ:心の悲鳴に気づいて適切な対処をしよう
心が極限にしんどい時の対処法をご紹介しました。
精神が極限にしんどい時にやってほしい3つのことは以下の通りでした。
- 環境を変える
- 周りにヘルプを出す
- 適切な服薬をする
ここまで読んでくださった方の中には「当たり前のことじゃないか」と感じている方が多いと思います。
そうです。当たり前のことしか書いてません。
しかし、「極限にしんどい時」ってこの「当たり前のこと」ができないのです。
頭の中が「悲しみ」「苦しみ」でいっぱいになって、身動きが取れなくなっている方が多いのです。
しんどさの中で「もうどうしたらいいかわからない」人が、この記事を見つけて、少しでも適切な対処をしようと思ってくれることを切に願っています。
それでは、今日もゆるっと生きましょう〜!